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日々のこと

「あたりまえ」かもしれないけど...

2014年12月19日

今回、讃岐の逸品をセレクトした
「おもてなし重」をプロデュースするにあたって、
各メーカーさんに直接足を運び、
商品コンセプトやこだわり、作り手の思いなどを
何度もヒアリングしてまいりました。

そのときに、ふと感じたことがあります。
「あたりまえのことが、あたりまえにできる」ことの凄さ。
これができてこその信頼感だな、と。
たとえば、熊野かまぼこさん。
大きな蒸し器を毎日洗ってらっしゃいます。
ミキサーも一つ一つ分解して、洗浄されています。
製造工程の最後に毎日欠かさず、この作業を続けられているのです。

熊野かまぼこ製造イメージ

そして、筒井製菓さん。
一日のスタートは、機械のメンテナンスに始まり、
機械の洗浄で終わる。
とくに豆の煎り機は、戦後まもなく、まだ物がない時代に
初代ご主人が鉄骨を集めて自作された年季モノで、
三代目が今もなお大切に使用されています。

筒井製菓製造イメージ

最新の機械を使えば火加減も安定するし、労力も少なくて
効率的なはず。でも、あえて年季モノを使うのは、
旨味が全然違うからなんですって。
うどんの富田屋さんでは、
機械による効率化をはかる一方で
讃岐うどん作りの要となる「足ふみ」は
機械に譲らず、人が行っています。

うどんの富田屋製造イメージ

生地に混ぜる水も
いったんタンクに寝かせてから使うという
ひと手間を惜しみません。

そのほか、商品を提供してくださっているどの生産者さんにも
ものづくりに対する妥協のない真摯な姿勢が見られて
心を打たれました。

今、食の安全について見直さなければならない問題を
見聞きすることが多いなか、
見えない裏方の地味な作業をおざなりにせず、
あたりまえのことをあたりまえに
まじめにコツコツ続けられている姿が
なんだか「清く」見えたのです。

働くことって美しい、素敵なことだなと。
私も身の引き締まる思いです。
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